Sufjan Stevens "Carrie & Lowell" INTERVIEW




"Carrie & Lowell" Streaming  HERE (試聴)


 教会の大聖堂を漂うゴースト(聖霊)のように透明に響き渡る声とアコースティック・ギター、つかみ所がなく実体がはっきりしないようでその軌道は天まで届く、神の国へ続いていく。サイモン&ガーファンクルのようでどこか違うのは、ピアノ、オルガンに随所にシンセサイザー、パーカッションなどの効果が加わり、現代のインディー・エレクトロニカ、R&B、オーケストラル・ポップを通過した地点から鳴らされているからだ。スフィアン・スティーヴンスの5年ぶりのアルバム『Carrie & Lowell』は彼のごく個人的な物語でありながら、期せずして音楽の歴史を俯瞰し包み込むものになっている。

 文中の発言はザ・ガーディアン、ピッチフォーク・メディアのインタビューより引用。内容自体も参考にしています。