LILI LIMIT INTERVIEW

以下は海外メディアbeehypeでおこなったLILI LIMITインタビューの日本語ヴァージョンです。





山口で結成、現在は東京。日本のマスロック、オルタナティヴ・ポップ・アクト。彼らの音楽は好みのミックスだ。キーボード志水美日はフェニックスやミューが好き。ギター土器大洋はコーネリアスやトクマルシューゴが好き。ヴォーカル牧野純平の初恋はレッド・ツッペリン。次にメタリカ、ニルヴァーナ、そして彼はシガー・ロスやビョークに出会った。

すでに『JAPAN’s NEXT』 と 『TOKYO ISLAND』、日本の主要ロック雑誌によるイベントに出演。私は確信している。彼らはヨーロッパ、そして世界で受け入れられるだろう。新作についてヴォーカル牧野が答えてくれた。



Theme of this MV (ビデオの主題)



日々生活をしていると、日常のふとした時に、何か些細な変化に気づいたり、見え方や捉え方が変わったりして、気持ちが豊かになる瞬間って誰にでもあると思うんです。

その事は、歌詞や、曲、LILI LIMITの方向性にもつながっていることなので、MVでもスローモーションや、二つの画面を出し、時間軸をずらしたりして、見ることについて面白いアプローチができないかと、LILI LIMITのアートワーク全般を共に考えている僕の実の兄と話し合いながら、コンテを書きました。



About Whole Album(アルバムの主題)


音楽っていうのは、お客さんがいないと成り立たないものだと思っていて。この世界で”作品”といわれるものすべてがそうだと思うんですが、もちろんこういった記事も。

でも、実際、カテゴリーって鳥かごみたいなものは存在していて、僕、個人的にですが、日本は特にカテゴリーを気にする人種だと思うんですが、その中で僕らが影響を受けた洋楽っていうものをJ-POPに吸収させることによって、橋渡しができないかなと思い、楽曲を作っていきました。

あと、1stっていうこともあって、目に見えないリスナーの方々に僕らを知っていただけるような作品にしたいねと、メンバー、スタッフで話しました。その結果、個人的にですが、小中高生からお父さんお母さん世代の方々にも聴いてもらいたい作品になりました。



About the lyrics(歌詞について)

歌詞に関しては、いかにわかりやすい言葉で綴るか、難しい言葉を使わないかということを意識して書きました。日本の政治とか見ていても(僕が無知なだけなんですが)、何を伝えようとしているのかわからないことが多くて。そういったものは避けたいなと思い。

難しい言葉を使うときでも調べることが面白そうな言葉をなるべく探したり、あと人々が考えて自分の中で答えを出せる造語であったりを入れたり。あと、MVの時に書いた、日常の発見であったり、人が発した言葉であったりをメモして使っていたりします。